せどりに関して、利益率とキャッシュフローに関してお話しようと思います。
一般的に小売業というのは、
利益率20~30%なんて言われています。
税法上も、消費税の簡易方式だと
利益率20%ということで計算します。
こう考えると、
せどりってめっちゃ利益率が良い訳ですが、
せどりだけで大きい額を狙って行く場合、
最終的に利益率を下げて、
より多くの資金を回すことで、
利益を増やしていくって方もいるんじゃないかと思います。
利益率下げると、
どこ行ったってライバルの取りこぼし拾えるって意味でも、
仕入れも安定しますしね。
ただこれ、
いきなり個人でやっていくには、
結構大変ですよ。
やりすぎには注意です!
確かに大きい資金投じるほど、
利益は増えていきます。
ただ、これってキャッシュフローに関しては無視した場合です。
潤沢な資金がある場合は関係無いですが、
小資金でせどりをはじめる場合には、
月収だけに釣られないで、ちゃんとキャッシュフローについても考えましょう。
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具体的に試算してみると
具体的にどういうことかと、
- 月に45万円の経費で月収26万円 (年収312万円)
- 月に1000万の経費で月収100万円 (年収1,200万円)
これどっちが魅力的ですかね?
クレジットカード決済だったりすると、
引き落としまでには回収できるから、
月にいくら使おうが、収入多い方がイイじゃん。
※1000万ってのは現実的じゃないですが^^;
と思いません?
でもこれキャッシュフロー考えてみると、
人によっては考え変わると思いますよ。
Amazonって2週間ごとの入金ですよね。
対して経費支払いを月末締め翌月払いとしましょう。
そして、1ヶ月を30.5日として計算してみましょう。
■月45万使って月収26万 (37%)
→月の売上71万で45万経費
・入金対象の売上:65万円 (71万×28日/30.5日)
ってことは実際に毎月現金化される差額は20万円となります
※何故こんな中途半端な数字かと言うと、
僕のせどり開始当初がこんな感じなので。
いつも20万/月って言ってるのは安定して現金化される部分です。
対して、こっちは超極端な例ですが^^;
■月1000万使って月収100万 (9%)
→月の売上1100万で1000万経費
・入金対象の売上:1010万円 (1100万×28日/30.5日)
ってことは実際に現金化される差額は10万円となります
逆に減るんですよ毎月現金化される額が。。。
現金化されてない分はというと
現金化されてないお金はどうなっちゃうのかというと、
年に2回まとめて入金されます。
入金が14日周期だから
大体2回/月の入金
年に2回だけ3回/月の月がある。
ということです。
後者の場合、現金では
毎月10万増える。
年に2回だけ550万増える。
って感じ。
↓計算フォーム作ってみました。
資金少ないうちは特にちゃんと考えようね。
だから、資金が少ないうちは、
毎月必要な生活費から
目標利益率を決めていったほうが良いですよ。
という話でした。
まぁ、これは初月は先に入金から始まるってことを
無視して説明してますが、
どうです?この試算結果。
一見魅力的に感じる、
初心者でも初月から月収100万可能なノウハウ!
ってのは、この辺の説明が抜けているかもですよ。
嘘は言ってないですからね^^;
他の記事で書いてるように、
この辺伏せて魅力的なことばっか言って釣るパターン案外ありますので。
今回は利益率から見たキャッシュフローでしたが、
扱うのが新品か中古かでも、
販売スピードからキャッシュフロー変わってきます。
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